●Withコロナ時代における災害時の避難所内では、高齢者や基礎疾患をもつ避難者と、発熱のある者等を明確に区画分けする必要がある。また、年々増加している外国人観光客や要介助者など、様々な属性をもつ避難者もおり、避難所内の運営をスムーズに行い避難者の安全を確保することが重要な課題となっている。沖縄県豊見城市では、識別が容易にできるリストバンドを使用し、円滑な避難所の運営を行っている。
●豊見城市の使用方法
災害避難者を「一般避難者」「高齢者」「体調不良者」「感染症の濃厚接触者」のエリアで区画分けし、 対象者をリストバンドの色やプリントされたデザインで識別。それにより、避難者の属性を目視で判別でき、スムーズな避難所運営と避難者への安心の提供が可能となった。