イベントコラム

外国人に喜ばれるイベントとは? 人気のインバウンド対応サービス

2016年の訪日外国人旅行者数(推計値)はおよそ2,400万人となり、2015年の1,974万人に対して20%以上増加しました。政府が掲げる2020年の訪日外国人旅行者数の目標は4,000万人。そのうちの6割となる2,400万人をリピーターとして見込んでいます。(日本政府観光局(JNTO) 発表統計より)

旅行者に日本の旅を楽しんでもらい、もう一度訪れたいと思ってもらうためには何が必要でしょうか。そのひとつが「和」の体験イベントです。日本の歴史や文化にふれ、実際に体験することで、日本での滞在がさらに印象深いものになるでしょう。

また、昨今は言うまでもなく、情報取得・情報発信のツールとして、Instagram・Twitter・FacebookといったSNSの比重が高まっており、個人の旅行者が発信した1枚の写真が多くの観光客を呼ぶことも珍しくありません。つまり、“SNS映えするビジュアル”であることはとても大切で、これをうまく活用できれば日本の魅力を世界に発信するための武器になります。

外国人旅行者の増加にともない、おもてなし施策やイベントをお考えの方も多いのではないでしょうか。訪日旅行者向けのイベントを検討している観光関連のみなさんへ、日本ならではのユニークなイベントを実施してくれる事業者をご紹介します。

人気のサムライや忍者のショー。忍者になって手裏剣投げに挑戦!

サムライやニンジャが街を歩いていなくてがっかり…という人はさすがにいないでしょうが、日本に来たらニンジャに会いたい! という外国人は少なくないようです。そんな夢をかなえてくれる企業や団体をご紹介します。迫力あるサムライや忍者のショーで楽しませてくれるほか、忍者になりきって手裏剣投げなどを体験することもできます。ホテルでの宿泊者向けサービスに、外国人を含むMICEでのアトラクションに、サムライや忍者が活躍してくれるでしょう。

株式会社忍零(左)/ ハイ・パートナーズ株式会社(中)/ 日本殺陣道協会(右)

株式会社忍零(シノビゼロ)」(神奈川県藤沢市)は、アクション、お笑い、体験ありの参加型忍者ショーを行っています。外国人に喜ばれる忍者ショーのほか、手裏剣投げ体験やアクション体験などの“忍者修行メニュー”を用意。忍者になりきって、楽しみながら日本文化にふれてもらうことができます。

本格的な忍者ショー、忍者体験を行う「ハイ・パートナーズ株式会社」(大阪市)。殺陣や舞を盛り込んだ忍者ショーに加え、忍者衣装を身に着けての忍者体験を実施。手裏剣、吹矢といった忍者道具の体験もできます。ホテルやレジャー施設、商業施設、MICE、地域のお祭り・イベントなどで活躍中です。

殺陣チームのイベント派遣を行っている「一般社団法人 日本殺陣道協会」(大阪市)では、迫力あるサムライ・忍者ショーを実施しています。間近で見られる和のパフォーマンス。外国人ツアー客向けに、ホテルなどに出向いて披露してくれます。またサムライになって殺陣の立ち回りをしたり、忍者姿で手裏剣投げに挑戦したりといった、サムライ・忍者体験も人気です。

日本ならではのパフォーマンスを、みなさんの“インバウンド向けイベント”に取り入れてみてはいかがでしょうか。

大人も子どもも夢中になって楽しめる食品サンプルの制作体験

ユニークな発想と、本物と見間違うほどの精巧な仕上がりが外国人旅行者を驚かせる日本の食品サンプル。お土産品としても人気の高いアイテムですが、「株式会社デザインポケット」では、この食品サンプルを自分で作ることができます。大阪の千日前道具屋筋商店街にあるデザインポケット大阪本店で毎日体験可能(お店の休業日を除く。予約優先制。当日空席があれば飛び込み受付可)。

外国人にも大人気!食品サンプルの制作体験(株式会社デザインポケット)

デザインポケットでは、お店での制作体験と同じ内容を、お客様が希望する場所にスタッフが出向いて行う出張体験サービスも実施しています。年齢を問わずに楽しめる食品サンプルの制作体験は、日本人はもとより外国人にも好評です。全国対応OK。希望があれば販売コーナーの設置も可能。ホテルや観光スポットなどでの“インバウンド向けイベント”として好評です。出張体験サービスはスタッフなどの手配が必要なため、早めの相談・申し込みをおすすめします。