イベントコラム

明仁さん：エックスイベント企画は2003年設立の総合イベント会社です。規模の大小やジャンルを問わず、あらゆるイベント・催事の企画から制作・運営までを行っています。

会社設立前は、横浜市の第三セクター「氷川丸マリンタワー」の社内イベントプロデューサーとして、多くのイベントに携わってきました。日本でハロウィンがまだそれほど知られていない約30年前に、横浜港の氷川丸船上で2,000人が踊る国内最大規模の仮装ダンスパーティーを開催したり、XゲームとDJの世界チャンピオンによるコラボイベントを実施したりなど、話題性があるイベントをたくさん作ってきました。

横浜港で年が明けると、停泊している船が一斉に汽笛を鳴らして新年をお祝いする「横浜港除夜の汽笛 氷川丸船上カウントダウンPARTY」、これもその頃に仕掛けたもののひとつです。新しいもの、世の中にないものを作るのが好きで、それは今も変わってないですね。

英樹さん：私は美術大学で絵画を学んで、在学中からアーティストとして活動しています。ジャンルは現代アートですが、自分が創作する以外にもイベントプロデューサーとして、新進気鋭のアーティストたちと一緒にイベントを手がけてきました。今は、デジタルやアート分野を中心に、様々なイベントに取り組んでいます。

明仁さん：商業施設などの集客イベント、周年行事やパーティーといった企業のイベント、式典関係、顧客向けイベント、季節のイベントやフェス、地域活性化など、ご相談は多種多様ですね。お客様で言いますと、観光地やレジャー施設、遊園地、大型ショッピングモールなどの商業施設、百貨店（デパート）、観光協会、商工会、学校、教育委員会、幼稚園・保育園、科学館、児童館、動物園、ブランド、一般企業、各種団体などからご依頼があります。

明仁さん：出演者の手配からイベント全体の企画・運営までトータルなご提供はもちろん、部分的なご依頼にも対応しています。エックスイベント企画では、極力みなさまのご要望にお応えできるように、幅広いコンテンツを取り揃えています。エンターテインメントや企画展を中心に、会場の音楽演出や映像演出、特効（特殊効果）まで総合的に制作可能です。イベントに関しては何でも揃う「デパート的な存在」と言うとわかりやすいかもしれませんね。

ラインナップが多いだけでなく、手配する出演者は、みなさん高いレベル、すばらしい技術を持った方ばかりです。質は私たちが重視する部分です。質の低いイベントをやると、お客さんは二度と来てくれませんからね。私たちは自分自身が感動できるものでなければ、ご提案することはしません。クオリティが高い一流のエンターテインメントをリーズナブルにご提供させていただきます。

明仁さん：違いと言いますか、やはり長年の経験によるノウハウ、そして人脈、これらはイベントを実施するうえでとても大切ですね。長くやっていると、どうしたらイベントが成功するか、あるいは失敗するかということがわかります。

予算について言うと、お金をかければ必ず成功するという訳ではないし、予算が少ないからといって失敗する訳でもないですよ。ですから、お客様にはご希望をしっかりおうかがいし、誠心誠意サポートします。無駄な出費を抑えるのにはどうしたらよいのか。本当に必要な部分は削らない。メリハリを付けることが大切なんです。

イベントで意外にかさむのが機材や道具関係の費用です。エックスイベント企画は、音響機材・照明機材から、プロジェクター、テント、演出用レーザー、スモークマシン、ムービング照明、ミラーボール、イリュージョンショーの大道具に至るまで、多くのイベント用品を自社保有しています。横浜市内の自社倉庫に入れてありますので家賃もかかりません（笑）。間に合うものはここから持っていきますので、出演者やスタッフと一緒に頼めばレンタル・運搬コストが抑えられます。また、マジシャンやいろいろなエンターテイナー、ミュージシャン、アーティスト、クリエイターも直接手配するなど余計なコストをかけません。

とにかく、お客様側が複数の業者さんにバラバラに依頼することで運搬費や設営費がそれぞれかかるといったことがないようにしています。打ち合わせも私たち1社で済みますので、お客様の経費や時間が軽減できます。また、年間イベントや定期開催のイベントをまとめてご依頼いただきますと、トータルの費用を大幅に抑えられるほか、質を上げて一段と面白いものがご提供できるためお得です。

英樹さん：長い業界経験の中で幅広いネットワーク、コネクションがありますから、様々なイベントに対応できます。どんな目的でどんなイベントを行いたいかを教えていただければ、「ご予算の中で最高のイベントを一緒に作っていきましょう！」というのが私たちの基本的な考え方です。

明仁さん：地方の方からお声がけいただくことも多いですね。エックスイベント企画は横浜の会社ですが、全国各地のイベントを制作しています。まちおこしのご相談もよくいただきます。私たちは、ご担当者の思いを共有し、一緒に考え、きちんと形にします。どうぞお気軽にご相談ください。

明仁さん：お付き合いが長いところですと、熱海（静岡県）のイベントは、かれこれ15年近くお手伝いしています。「熱海海上花火大会」や「あたみビール祭り」では、主にステージイベントのプロデュースを担当しています。熱海の海をバックに音楽ライブや様々なパフォーマンスが行われるのですが、出演者のキャスティング・ブッキングから当日の運営までおまかせいただいています。

日本を代表する温泉リゾートの熱海も、バブル崩壊による景気の低迷や団体旅行の減少などで大変な時期がありました。商工会や、ホテル・旅館組合の方からご相談いただき、それ以来、地元のみなさんと一緒になって企画を立てイベントを制作しています。「あたみビール祭り」は、春と夏の恒例イベントとなり、夏の花火大会に合わせて行われるライブステージも年々集客がアップし、多数のお客様で賑わいます。イベントを楽しみに遠方から毎年お越しくださる方も増えています。

現在の熱海は見事にV字回復を果たしました。2012年頃から客足が戻り始め、今では多くの観光客が訪れ、若い人たちも街にたくさん入ってきています。積極的なプロモーション、そして地元のみなさんの熱い気持ちと努力によるところが大きいと思いますが、私たちプロが目立つ部分やスムーズな運営のお手伝いをし、新しいことを仕掛け、それに魅力的なスパイスを加えることが、地域・観光地を活性化するための大切なポイントだと実感ました。

熱海のほかにも地域や商業施設・商店街・観光施設などを元気にする仕掛けを各所で行っています。地域の話題づくり、まちおこしイベントなどは、エックスイベント企画にぜひご相談ください。総合力とコネクション、数多くの経験とノウハウを活かして、みなさまの地域に貢献したいと考えています。イベントの制作はもちろん、様々な法的手続き・届け出（消防・警察・役所・音楽著作権管理団体など）もしっかりサポートさせていただきます。

明仁さん：デジタルコンテンツ、デジタルアトラクションは非常に引き合いが増えています。建物などに映像を投影するプロジェクションマッピング、人の動きに合わせて映像や音が変化するインタラクティブコンテンツほか、様々なイベントや施設で実施しています。

英樹さん：デジタル系は主に私が担当しています。最初に手ごたえを感じたのが数年前に企画したデジタルアートのイベントです。県立の科学館で実施していただけることになり、地方で有料のイベントにもかかわらず51日間で約5万人の来場者があり大盛況でした。そのほかにも、Jリーグの試合でレーザーによる演出を行ったりなど、イベントにデジタルやテクノロジーは欠かせないものになってきました。

明仁さん：プロジェクションマッピング、デジタルインタラクティブもの、新型のレーザーイベントやレーザー演出、アート系イベントなど、お客様への提案の幅が確実に広がっています。話題性があり、集客力のあるデジタルイベントは、様々なテーマや季節に合わせて実施できます。私たちエックスイベント企画なら、迫力あるサウンドシステムやテントなどを自社保有しているため、必要な機材・備品もセットでリーズナブルにご提供できます。

明仁さん：訪日旅行者のおもてなし、外国人向けイベント、いわゆるインバウンドの需要が日に日に高まっているのを感じますね。海外から訪れた方に日本を楽しんでほしい、日本の文化にふれてほしい…だけど何をしたら喜んでもらえるかわからない。よくこんなご相談をいただきます。

インターネットで検索すれば、様々な和のイベントやショーが出てきますが、やはりクオリティにバラツキがあります。インバウンドに限りませんが、値段だけで決めず、質のいいものを提供しなくてはなりません。

エックスイベント企画では、クオリティの高いインバウンド向けイベントコンテンツをたくさん取り揃えています。和風イリュージョンショー、日本古典奇術のショー、インバウンドに受けそうな音楽演奏・舞踊ショーなど、自信を持って提供できるものばかりです。外国人に向けたイベントコンテンツをお探しの方はぜひご相談ください。

明仁さん：まずは、いつ・どこで・どんなイベントを行いたいのかをお教えください。はっきりと決まっていない事項があっても構いません。目的やご来場者層、ご予算も勘案して、私たちがベストなご提案をします。出演者手配だけといった部分的なお手伝いから、イベント全体のプロデュースまで、ご要望に応じて対応させていただきます。

集客を伴うイベントの場合は告知・宣伝期間が必要ですから、遅くとも3ヶ月前には内容を確定するように動きます。実施する日のワンシーズン前には中身が固まっているイメージですね。

それと、実施内容・会場によっては、当局への届け出など法的な手続きが必要となる場合があります。手続きを含めて、エックスイベント企画がサポートしますのでご安心いただきたいのですが、このようなことも考えて、早めにご相談いただけるといいと思います。

明仁さん：はい。エックスイベント企画主催のイベント、それから共催のイベントなど複数あります。

「東京夢の島マリーナ ハワイ＆タヒチフェスティバル」は、会場となる東京夢の島マリーナさんとの共催で、ステージ出演ダンサーだけで1,500人。人気ハワイアンミュージシャンのライブ、関連出店約40店舗といった内容です。東京都心からも近く、シーサイドの素晴らしいロケーションで行われる恒例イベントです。

「横浜港 日本郵船氷川丸船上＆海上 ハワイ＆タヒチフェスティバル」は、横浜の山下公園に係留されている氷川丸で開催しているイベントです。エックスイベント企画主催で、1,600人ものダンサーが出演します。2018年は、ウクレレ奏者として知られる高木ブーさんにもお越しいただき、2日間で数千人の方が来場してくれました。このイベントはパッケージ（フォーマット）販売していますので、他の会場でも開催できます。集客は手堅いイベントです。ご興味のある方はご一報ください。

「エックスマジックフェスティバル横浜」もエックスイベント企画が主催しているイベントです。大迫力のイリュージョンショーからコメディマジック、日本の古典奇術まで、様々なマジックを一度に楽しめるイベントになっています。日本を代表する人気マジシャンが多数出演。2017年は総勢27名の凄腕マジシャンたちが集結してくれました。

明仁さん：ストリート系のカルチャーやスポーツには深くかかわっています。スケートボードパークも数多く設計や施工、運営を行ってきました。東京レジャーランドさんに運営していただいている、スケートボードとインラインスケート専用の「TETSUWAN X-PARK INAGE NAGANUMA」（スポーツウェーブ鉄腕24 稲毛長沼店 屋上）は、千葉県最大級のスケートパークで、若者たちに人気のスポットとなっています。

スケートボードパークは、遊休地・空きテナント・空き倉庫・屋上などを有効活用できます。若者やファミリー層の集客が期待できるほか、低コストで斬新、イメージアップが図れますよ。期間限定・イベントとしての設置、常設パークの立ち上げのいずれにも対応しています。トップ選手たちによるエキサイティングなショーや、スクールなどのイベントも実施できます。スケートボードは2020年の種目にもなりましたよね。ストリートファッションを牽引するスケートボードは、旬で話題性のあるイベントとしてキッズ・ファミリー、そして若者たちに大人気のコンテンツです。スケートボードパークは、駐車場や空きスペースを使った設置も可能ですので、ぜひご相談ください。

スケートボードパークにプロジェクションマッピングでスポンサー名やブランド名を投影するなど、感度の高い若者たちへのPRの場としても活用できます。“インスタ映え”するビジュアルで、拡散効果も期待できます。

明仁さん：長くイベントをやってきましたが、まだまだ挑戦していきます。例えばハロウィンイベントは全国どこでも集客できて盛り上がるイベントです。ハロウィンはまだ伸びしろがあります。30年前からハロウィンイベントをやっている経験から、絶対に集客できる、成功させるアイディアと自信があります。

英樹さん：アートやデジタルなど、その道のプロたちとの協業によって最高のものを生み出して、みなさんに提供できたらいいなと思っています。例えば映像制作なら、世界のどこに住んでいるとか言葉とか全く関係ないですよね。ネットを使えばリアルタイムにコラボできます。国内に限らず海外のクリエーターたちとのつながりを生かして面白いことをやりたいですね。将来的には海外マーケットにもチャレンジしたいです。

明仁さん：イベントで一番大事なのは何と言っても「感動・思い出づくり」です。その言葉に凝縮されるんじゃないかと思いますね。これまで長くイベントに携わってきて、それはずっと私の中で変わらないですから。お客さんにひと時の非日常感を味わっていただき、来てよかったなと思ってもらう。お客さんは一度感動したら、友達や家族を連れてまた来てくれます。それが先々の集客につながっていくんですよね。

イベントの企画や準備、開催当日も大変ですが、お客さんの笑顔を見るとそんなの忘れちゃいますよね。だから、手を抜かないでやることが大事なんです。エックスイベント企画が、全国各地のみなさまと一緒にその感動を作っていけたらと思っています。