この写真は、学会でMRを紹介するブースです。
MRのような精密な機器は会場へ持ち込むことが難しくなります。
しかし出展者は、そのような場面でも製品を紹介し、来場者に使用イメージを持ってもらいたい、と思われるでしょう。
この学会に来る来場者は「MRの径の大きさ」を実際に知りたがっているお医者様です。
そこでこのブースでは、実物大のMRの写真を載せて真ん中に穴を空け、本物がそこに存在するかのようにデザインしました。
この実物大の写真があることで、先生は十分使用イメージを持てたそうです。
出展者の方からは「説明がしやすかった」という意見を頂きました。
それから、学会は展示会とは違いフォーマル感を求められます。
あえてキャッチコピーなどは入れず、機械の精密さや品質の良さをデザインで表現しました。
フォーマル感を求めるケースや実機がないケースなども、来場者に伝わりやすいデザインを提供いたします。