発見の感動がたまらない!体験型イベント「リアル宝探し」
2015年2月23日PR
観光地やテーマパーク、ショッピングモールなどで遊べる「リアル宝探し」が人気です。参加キット(宝の地図)を手に謎解きにチャレンジし、手がかりをつなぎ合わせて“宝物”を目指す参加体験型のイベント。
謎を解きながらエリアを巡り、道中では観光をしたりショッピングを楽しんだり。同行者との会話が弾み、知らず知らずのうちにいい運動にも。散策に「宝探し」という目的が加わることで、旅先での楽しみ方が広がり、いつものデートが新鮮に生まれ変わります。
名所を訪れ、お土産屋さんのぞき、隠れたスポットを発見するなど、参加者たちにゲーム感覚でエリアを周遊してもらえるため、地域振興のためのイベントとしても注目されています。
このブームの火付け役といわれるのが、リアル宝探しイベント「タカラッシュ!」を企画・運営している株式会社タカラッシュ(東京都江東区)。今回は同社を訪問し、参加者たちを惹きつける宝探しの魅力をお聞きしました。
年間100万人以上が参加。満足度は94%
「2013年度は国内外103の地域で開催、20~40代のファミリー層を中心に100万人以上の方が参加し、満足度94%と高い評価を得ています。今年度は、上半期で既に100万人を超える方々にお楽しみいただいておりますので、通期では160万人に達する見込みです。弊社は2001年よりリアル宝探しを手がけ、今年2015年に15周年を迎えます。今後もブレることなくあくまでも『宝探し』にこだわって、リアルな楽しみを追求していきたいと考えています」
テーブルや床に置かれた大小様々な宝箱、壁一面に貼られた宝の地図…。文字通り“宝探しワールド”を思わせるユニークなオフィスで、企画戦略部プロデューサーの赤松慎一郎さんがリアル宝探しの人気の秘密を語ってくれました。
様々なニーズに応えられる企画力とノウハウが強み
同社のプログラムは、テーマパークや商業施設、自治体などからの依頼により、その場所や地域に合った宝探しイベントを企画・制作する「オリジナル型(オーダーメイド型)」と、あらかじめシナリオや問題が設定されている「パッケージ型」に大きく分かれています。
─どのようなバリエーション・導入例がありますか?
「日本全国北から南まで(一部海外も)、また有名エリアから知る人ぞ知る“秘境”まで、あらゆる地域・スポットでの実施を視野にご提案します。宝探しの区域も駅周辺・街の一角から、広く全県域に至るまで柔軟に設定できます。室内外を問わず目的に応じて企画できるのもいいところです。テーマパークの新しいアトラクションとして、商業施設の付加価値アップ・集客施策として、さらには地域活性化のためのイベントとしてもお役立ていただけます」
キーワードは達成感とコミュニケーション
江の島の「エノシマトレジャー」(神奈川県)や福島県の「コードF」などリアル宝探しが恒例行事化している地域が増えています。
─参加者のリピート率が高いそうですが、人気の理由は何ですか?
「童心にかえってワクワクした、子どもが喜ぶと思って参加したらいつの間にか大人が夢中になっていた、家族の前で父親が大活躍した(あるいは活躍できなかった…)、社員が一丸となってチャレンジしチームワークが生まれたなど、楽しさと達成感、そして思わぬ“副産物”もあって、一度参加するとファンになる方が多いです。子どもの頃に参加された方が、今度は自分のお子さんを連れられていらっしゃったという話を聞いた時はうれしかったですね。現地までの交通費や、食事・買い物、場所によっては観光施設などへの入場料がかかりますが、地域で開催している宝探しは無料ですので、気軽に楽しめるという点もウケている理由ではないでしょうか」
回遊性と立ち寄りによる経済波及効果
─主催者側のメリットを教えてください。
「決められたポイントをたどるスタンプラリーの直線的な動きとは違い、“宝物”を求めて参加者がエリア内をくまなく動きます。目的となる看板や建物を探しながらエリア内を歩き回るため回遊性と滞在時間がアップ。飲食や宿泊といった地域経済への波及効果が期待できます。また、謎解きのヒントを掲示したり、参加者に特別サービスを提供したりする店舗を事前に設定するなど来店効果をねらう演出も可能です。これらは参加者と地域の方の交流の促進にもなります」
「石川県金沢市では、人気アニメの世界を体験できる宝探しイベントをアニメの舞台モデルとなった湯涌温泉で実施し、人気を博しています。震災後の福島県でも復興イベントとして採用され、県全域を対象とした宝探しが進行中。参加エリア・人数とも年々増加し、20市町村、参加者13万人を超える反響を得ています。2015年は春から約半年間、30エリアで開催されます」
地域の方々に協力していただくことが重要
─主催者は何を準備すればいいですか?
「そうですね、まずは何をしたいかという目的、そして将来的にどうしたいかという目標、次につなげるためにはどうするかというビジョンをご準備いただけると助かります。そのうえで、みなさまのご希望をおうかがいしながら一緒にプログラムを制作していきます」
「地域の歴史や文化、伝統、著名人などを宝探しのテーマや物語に盛り込みたいといったご要望にもお応えしています。オリジナルストーリーの場合は、制作期間(2~3ヶ月)や制作費用もかかりますが、入念な現地ロケハン、綿密なストーリー作成を行い、安全で効果の高いプログラムの提供に努めています。イベントで使用する宝の地図や宝箱はご用意します」
「イベント告知は基本的に主催者様に実施していただきます。また、開催時の運営スタッフの派遣も可能ですが、原則として主催者様や地元の方々にご参加・運営していただくスタイルをとっています。地域の方に担っていただくことで、参加者との直接的な交流が生まれ、『もう一度訪れたい』と思ってもらうことにつながるからです。これはとても大切なことで、地域おこしを一過性のものにしないための重要なポイントだと考えています。そういう意味で、私たちはあくまでもコンテンツ提供という立ち位置でのサポートを心がけているのです」
「地元の人が当たり前だと思っていること、見過ごしているものの中にも、外から見ると魅力的に映るものが結構あります。それを私たちが見つけて宝探しのプログラムに組み込みます。地元の方から、このイベントを通して地域のよさを再発見したという声をいただくことがあります。そんな時はやはりうれしいですね」
宝探しイベントの可能性。次のお宝を探して
─あらためてタカラッシュさんの強みは何ですか?
「そうですね、強みは何といっても、一貫して宝探しに取り組んできたノウハウと実績です。リピーターのお客さまを飽きさせない、満足していただけるクオリティを維持するために、社内のディレクターやデザイナーたちが切磋琢磨し、常に新しい発見・驚き・感動を追い求めています」
─今後の展開・展望を教えてください
「私たちには、『ハンター』と呼ぶ14万人を超えるタカラッシュの会員がいます。会員のみなさまには、ウェブとリアルを活用しながら常に楽しみを提供し、来場や参加の促進を図っていきます。新しいところでは、大人のための謎解きイベント『ブラックレーベル』を2014年に開始しました。ホテル椿山荘(東京)を舞台に人気小説をイベント展開したり、オズモールさんとのホテル宿泊コラボを実施したりしています。増加している外国人観光客をターゲットにしたインバウンド需要にも応えていきたいと考えています 」
「宝探しの難易度は突破率2~3割が目安。これをキープし、リピーターの期待を裏切らないプログラムを企画し続けるのはなかなかのプレッシャーです。とはいえ、それが私たちのやりがいでもあるんですが」
──デジタル機器があふれる昨今にあって、参加者を惹きつける宝探しイベント。回遊する中で出会う人々とのふれあい、宝箱を見つけた時の喜び、謎が解けた時の達成感…。極めて人間的な、そしてアナログ的なサービスであることが人気の秘密といえそうです。
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